12月25日(日)・26日(月) に東北大学星陵キャンパスの医工学実験棟にて、第11回トランスグレード実習講座「ウズラ胚の実体顕微鏡観察」を開催しました。
　
　トランスグレード高度教養教育は、中高生から社会人まで幅広い世代が学年の枠を越えて共に学び合う協働教育の試みです。今回の実習講座は高校生以上に限定して受講者を募り、15名 ×2日間の定員を越えるお申込みがありました。体調不良による欠席者が数名生じたものの、学内の学生・大学院生に加えて、仙台市内と山形・岩手・千葉・神奈川の各県から高校生・高校理科の先生にご参加いただき、感染防止対策を講じた上で対面で実習を行いました。
　動物実験の倫理・鳥類胚発生の基礎知識について講師から解説した後、1人1台の実体顕微鏡を用いて、受精卵から組織・臓器が作られていく過程を詳しく観察し、生物の身体の成り立ちを学びました。実習後は小グループに分かれて、この体験を通して各自が感じたこと・考えたことについて意見交換・ディスカッションを行い、かけがえのない生命の尊さを実感していただくことができました。

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本件に関するお問い合わせ先：
　医工学研究科社会人技術者再教育プログラム推進室　沼山 恵子
　TEL：022-718-5903
　E-mail：num*tohoku.ac.jp（*を@に置き換えてください）