医工学研究科では企業と協力して医療機器の社会実装を推進しています。
医工学研究科における臨床試験・医療機器の開発実績(2024年4月時点)
ヒトを対象にした臨床試験 | ヒトを対象にした研究 | 医療機器等開発 |
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継続中1件、終了4件 | 継続中46件、終了12件 | 1件 |
ソニア・セラピューティクス株式会社:2020年設立
吉澤 晋:取締役兼CTO(医工学研究科准教授)
梅村 晋一郎:テクニカルアドバイザー(医工学研究科名誉教授)
“音響工学でがん患者さんに新たな未来をもたらす。すい臓がんは、国内で年間4万人が罹患し、3.6万人が亡くなっています。5年生存率は9.9%と低率で、早期発見が難しく、難治性がんの一つとされています。集束超音波(HIFU:ハイフ)治療は、超音波を一点に集中させてがん組織に照射し、加熱効果などで切らずに治療する方法です。また、放射線被曝がなく、針や麻酔なども必要としない侵襲の少ない治療法で、次世代がん標準療法として期待されています。(同社ウェブサイトより)”
Blue Practice株式会社:2019年設立
太田信:取締役(医工学研究科教授)
芳賀洋一:取締役(医工学研究科教授)
“Blue Practiceは内閣府が推進する革新的研究開発推進プログラム/ImPACTに2016年に採択され2019年に世界に先駆けその成果が発表された「バイオニックヒューマノイドが拓く新産業革命」での技術開発の取り組みを基に創業しました。ヒトの器官や血管の特性を限りなく実物に近づけて人工的に再現する技術を応用し、医療現場においてはリアリティのある治療シミュレーションやトレーニング、また医療機器開発においては精度を追求した製品テストのプラットフォームを提供いたします。(同社ウェブサイトより)”
株式会社ライフトゥデイ:2018年設立
瀧宏文:顧問(東北大学医工学研究科非常勤講師)
“医療現場のニーズをもとに新規事業開拓を支援する法人向け医療機器コンサルティング:デザイン思考を用いた効率的な開発プロセスで魅力的な案件を創造し、日本での起業人材養成を支援することで社会に貢献する(同社ウェブサイトより)”
株式会社マリ:2017年設立
瀧宏文:代表取締役(東北大学医工学研究科非常勤講師)
“睡眠時無呼吸症候群をやさしく解決したい。睡眠時無呼吸症候群は自覚症状の乏しい疾患です。しかし、 高血圧等重大な合併症 を引き起こすため、その診断・治療が求められています。現在は治療装置として高機能・高効能な方法が確立されていますが、接触型の治療機器をつけて就寝する必要があるため、治療の継続が簡単でないことも事実です。そこで、株式会社マリは非接触で睡眠時無呼吸症候群を治療する装置の開発を目指します。加えて、簡易スクリーニング装置の開発を行います。(同社ウェブサイトより)”
株式会社TBA:2013年設立
川瀬三雄:代表取締役社長(医工学研究科教授)
“子供たちに健やかな未来を。特別や機材や訓練無しで、多項目の遺伝子が同時に簡単に検査できるSTH法により、世界の感染症撲滅に貢献します。(同社ウェブサイトより)”
医工学研究科では以下の11領域(講座)における研究を推進しています。
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