12月23日(土)・24日(日) に東北大学星陵キャンパスの医工学実験棟にて、第13回トランスグレード実習講座「小動物を用いた画像診断実習」を開催しました。
 
医工学研究科では、中高生から社会人まで学年の枠を越えた幅広い世代が共に学び合う「トランスグレード実習講座」を実施しています。今回の小動物（マウス）を用いた画像診断実習は高校生以上を対象として受講者を募り、12名 ×2日間の定員を越えるお申込みがありました。インフルエンザ罹患や体調不良による欠席者が 3名生じたものの、学内からは医学系・歯学・薬学・医工学の学生・大学院生・教員・技術職員・学術研究員の皆さんに、学外からは、医療機器関連企業にお勤めの社会人技術者と、宮城・山形県内の 6つの高校の生徒さん達に受講していただき、感染防止対策を講じた上で対面で実習を行いました。
 
動物実験の倫理と画像診断の基礎知識について講師から解説した後、体重測定・麻酔の導入から実習を開始し、小動物用 MRI・超音波診断・血流観察 & X線 CT 読影の各コーナーを 3〜4名の小グループで順に回って、医用画像の撮像を体験していただきました。動物実験は初めての方が大部分でしたが、年齢や立場が全く異なる人と協働して実験に真剣に取り組んだことは、大変貴重な経験となり、それぞれの立場で動物の命について考え、医療に用いられる工学技術についても学んでいただくことができました。
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本件に関するお問い合わせ先：
医工学研究科社会人技術者再教育プログラム推進室　沼山 恵子
TEL：022-718-5903
E-mail：num*tohoku.ac.jp（*を@に置き換えてください）