2025年9月~11月に東北大学ROIS scholarship奨学生として来日して研究を行った、ドイツ・アーヘン応用科学大学 パウリーネ・リーグマンさんの滞在レポートが同大学のホームページに掲載されました。
https://www.fh-aachen.de/newsroom/artikel/drei-monate-auslandssemester-in-japan?tx_news_pi1[currentPage]=1&tx_news_pi1[search][filterTimestamp]=&cHash=06817916aea9c8642bcdc46c7330efad
日本語訳
「日本での3ヶ月間の留学」
2026年1月7日 作成者:ティナ・シュヴァーデ
修士課程の一環として、パウリーネ・リーグマンさんは日本の東北大学で3ヶ月間を過ごしました。
パウリーネ・リーグマンさんは、研究志向の医用生体工学(M.Sc.)修士課程に在籍しています。この課程では、講義と研究が同等の割合で組み合わされています。現在の研究フェーズにおいて、彼女は9月から11月まで日本の仙台にある東北大学に滞在し、吉信達夫教授の研究室で活動しました。
ミヒャエル・J・シェーニング教授(INB:ナノ・バイオテクノロジー研究所 所長)と吉信教授の間には、1998年から緊密な学術的協力関係が築かれています。学生および博士課程学生の交換は、アーヘン応用科学大学(FH Aachen)と東北大学との間の協力協定に基づき、2019年から実施されています。
「これにより、若い次世代の研究者たちが、異なる文化圏で国際最高水準の研究を行うというまたとない機会が生まれます」とシェーニング教授は説明します。吉信教授は次のように補足します。「東北大学では、この目的のために毎年選抜された留学生に『ROIS(Research-Oriented Incoming Student)奨学金』を授与しています。」

左から右へ:ミヒャエル・J・シェーニング教授、吉信達夫教授、C・フレデリック・ヴェルナー博士、パウリーネ・リーグマンさん (写真Jingxuan Wu)
手厚い歓迎
パウリーネ・リーグマンさんにとって、これは初めてのアジアへの旅でした。到着時には吉信教授が出迎え、学生寮や研究室の案内をしてくれました。「皆さんがとても親切にしてくれました」とリーグマンさんは報告しています。彼女はキャンパスから約15分の場所にある学生寮に滞在しました。そこではキッチンとバスルームを他の7人の女子学生と共有していましたが、個室は到着時にすでに家具が完備されていました。
「いつでもまた行きたいです」
パウリーネ・リーグマンさんが留学の最終承認を受け取ったのは7月に入ってからでした。短い準備期間の中で、彼女は少なくとも日本語の基礎知識を習得しました。現地の学生との交流は、言葉の壁のために一部難しい場面もありました。それでも、彼女の結論は明らかにポジティブなものです。「いつでもまた行きたいです。」
研究と文化
平日、パウリーネ・リーグマンさんは毎日約8時間を研究室で過ごしました。そこで彼女は、ナトリウムイオンとカリウムイオンを検出するためのセンサー開発に取り組みました。これらの物質は、唾液や尿のサンプル分析において重要なバイオマーカーとなります。
週末には、人口約110万人のこの都市やその周辺を散策しました。「ホームシックにかかる時間なんて全くありませんでした」と彼女は言います。また、故郷からの訪問者と一緒に、京都や東京などの大都市も訪れました。旅行には主に鉄道を利用しました。比較的高価ではありますが、非常に時間に正確で快適だからです。特に観光客には「ジャパン・レール・パス」を勧めています。
安全な滞在
全体として、パウリーネ・リーグマンさんは常に快適かつ安全に過ごしていましたが、不慣れな遭遇に対する心構えも必要でした。10月以降、大学側は森の中にあるキャンパスに一人で立ち入らないよう勧告していました。ここしばらくの間、日本では餌を求めて住宅地に近づくクマの数が増加しています。もっとも、彼女自身はクマに遭遇することはありませんでした。

東北大学のキャンパス

