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プレスリリース

支援機器開発における多分野多職種連携の課題と 専門医がリハビリテーション科医師に求める能力

2022年12月21日

【本学研究者情報】

〇医工学研究科 助教 中尾真理
研究室ウェブサイト

【研究のポイント】

  • 支援機器開発現場の課題と機器開発においてリハビリテーション科医師に求める能力についてアンケート調査を実施した。
  • 患者にとっての機器の必要性(ニーズ)を深く洞察する能力、他分野との考え方の違いを乗り越えるための意思疎通や伝える能力が求められた。
  • 支援機器開発には、情報・目的・知識の共有、患者を含めた協働を可能とするスキルをリハビリテーション科医師が身につける機会が提供されることが求められる。

【概要】

高齢化が進み社会を支える若年者が減少する中で、近年、障害者・要介護者の生活を支える支援機器開発が重要性を増しています。支援機器開発において、特にリハビリテーション科医師は重要な役割を果たします。東北大学大学院医工学研究科リハビリテーション医工学分野の中尾真理助教らのグループは、支援機器開発の多分野多職種連携における現場の課題とリハビリテーション科医師に求められる能力を明らかにしました。本研究は、現場が抱える支援機器開発における課題を初めて明らかにした重要な報告であり、本研究によって、患者・利用者の潜在的ニーズを実現する支援機器開発が促進されることが期待されます。

本研究成果は、2022年12月16日The Japanese Journal of Rehabilitation Medicineに掲載されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

図1.支援機器開発をめぐる課題

詳細(プレスリリース本文)

【お問い合わせ先】

(研究に関すること)
東北大学大学院医工学研究科リハビリテーション医工学分野
助教 中尾 真理 (なかお まり)
電話番号: 022-717-7338
Eメール: mari.nakao.d4*tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)

 

(取材に関すること)
東北大学大学院医工学研究科
電話番号: 022-795-5826
Eメール:  bme-pr*grp.tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)