超音波計測、レーザー計測、画像計測、傾斜遠心顕微鏡などによる実験研究、スーパーコンピュータによる大規模数値シミュレーションを駆使した計算研究、および両者を融合した新しい計測融合シミュレーション研究により、毛細血管内の細胞レベルの流動から大動脈内の乱流状態の血流まで、複雑な生体内の流動現象の解明と次世代医療診断技術の開発のための教育・研究を行っています。
本研究分野では、治療に直接役立つ新デバイスの開発と、新デバイスの性能評価法の確立を目指した研究を行っています。これらを通じ、生体の構造と機能を学ぶことができると考えます。中でも血流および血管は身体を維持するために最も重要と捉え、脳動脈瘤の発見、診断、治療に寄与する医工学を展開し、生体環境や構造の再現に向けて、実験とコンピュータシミュレーション技術を礎に、国内外との積極的な共同研究を行い、重点的に取り組んでいます。