教授 阿部 高明 国立研究開発法人日本医療研究開発機構は、2040年までに主要疾患を予防・克服し、100歳まで健康不安なく人生を楽しめるサステイナブルな医療・介護システムの実現を目指すムーンショット型研究開発事業を実施している。この事業では、日常生活で自然に予防できる社会、世界中どこでも必要な医療にアクセスできるメディカルネットワーク、負荷を感じずにQOLを劇的に改善する健康格差のないインクルージョン社会の3項目の実現を掲げている。東北大学大学院医工学研究科の阿部高明教授は、ミトコンドリアと腸内細菌が協調して宿主をコントロールする「ミトコンドリア・腸内細菌連関」を網羅的・統合的に解析し、その制御メカニズムを解明することで、非侵襲的診断法と新たな治療薬を開発している。2040年にはミトコンドリア機能低下を早期検知し介入・治療することで健康長寿を達成する社会を目指す。
本プロジェクトの目指す2040年の社会の姿