修了後の進路

医療機器開発の現場から関連官庁、教育研究者等、 さまざまな進路で活躍を期待されます。

医工学研究科には医工学専攻博士前期2年の課程および後期3年の課程が設置され、それぞれ修士(医工学)および博士(医工学)の学位を取得することができます。医療機器開発の現場から関連官庁、教育研究者等、多岐にわたる進路での活躍が期待されます。本医工学研究科では、以下のような人材の育成輩出を目指しています。

1. 教育研究者

新しい医工学を築き上げる能力を有する基礎的研究者で、学生の教育と研究を遂行する国公私立大学の教員や国公立研究機関の研究者になり得る者で、わが国の医工学関連の研究を推進するとともに、後進の育成にあたる人材。

2. 生体医工学関連官庁職員

医工学や社会医工学、医療経済、法制、知財等に広い知識を有する技術者で、官僚としてわが国の医療行政や医工学関連の技術・政策立案、国・自治体等の医療プロジェクトの企画、国内・国際規格の創案、医療機器審査やその管理等に参画できる人材。

3. 医療機器開発技術者

医工学関連企業において、新しい医療機器の考案、設計開発の能力、組織工学・再生医療等の技術を備えた技術者で、医療機器製造・販売企業、医療機器ベンチャーの起業者、医薬品関連企業等に貢献できる人材。また、薬事法改正に伴って医療機器製造販売企業に義務付けられた医工学系の技術者、さらにこれらの企業で医工学関連の技術特許や臨床治験などの法規を担当する技術者も含まれます。

4. 病院での機器管理者

病院内の診断治療機器の改良、メンテナンス、管理等の知識と能力を備えた技術者で、臨床工学技士の指導や病院の近代化計画に力を発揮できる人材。

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